2025.03.12

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第3回「子ども財団cafe」開催報告!田中れいか氏が語る「児童養護施設での暮らしとその後」とは

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第3回子ども財団cafe

「子ども財団cafe」とは

資生堂子ども財団が様々なゲストを招き、「日本に暮らす子どもたちを取り巻く現状」について資生堂社員に向けてお届けするオンラインセッションです。参加者に「これまで知らなかったこと」や「社会の中で自分ができること」を発見するきっかけを提供することを目的に実施しています。
第3回「子ども財団cafe」は、下記内容で実施しました。

日時  2025年2月6日(木) 18時30分~19時35分
形態  オンライン
テーマ  「児童養護施設という私のおうち」
ゲストスピーカー  一般社団法人ゆめさぽ 代表理事
 田中 れいか氏
参加者数  約70名

ゲストスピーカー 田中 れいか氏について

一般社団法人ゆめさぽ 代表理事  田中 れいか氏

親の離婚をきっかけに、7歳から18 歳までの11 年間東京都世⽥⾕区にある児童養護施設で暮らす。退所後、短期⼤学に進学し保育⼠資格を取得。その後、モデルの道に。ミスユニバース2018茨城県⼤会準グランプリ・特別賞受賞。2020 年4 ⽉社会的養護専⾨情報サイト「たすけあい」を創設。Youtube ⼈気動画は16 万回再⽣を突破。著書に『児童養護施設という私のおうち』(旬報社)がある。
▶公式ウェブサイトはこちら

今回のテーマ「児童養護施設という私のおうち」について

これまでに2回開催した「子ども財団cafe」のアンケートから、「機会があれば、実際に社会的養護を経験された方のお話を伺いたい」という声が多く寄せられました。この要望を受けて、ご自身の経験を発信されている田中れいか氏をゲストスピーカーとしてお招きし、参加者に新しい気づきを得る機会を提供したいと考え、本テーマを採用しました。

当日の様子をお届けします♪

セッションの冒頭で、資生堂子ども財団の活動説明を行い、その後、田中氏の講演がスタートしました。講演では、田中氏が自身の半生を振り返り、児童養護施設での生活を始めた経緯や、施設での経験、さまざまな人々との出会い、そして時を経て変化した考え方について、具体的な体験談を交えて赤裸々に語っていただきました。終盤には、田中氏のターニングポイントとして「施設を退所した後、友人や周囲との環境の違いに孤独感を覚えたが、自分を客観視し、過去は変えられないと受け入れた。『これからの人生のために、自分が自分の一番の味方でいよう』と考え方を切り替えた」というエピソードを参加者に届けました。参加者は、田中氏が自らの人生に向き合い、歩みを進める姿勢に心を惹きつけられた様子でした。

質疑応答では、「具体的に私たちがかかわれることは何かありますか?」や「講演をされる中で、どのようなやりがいを感じ、ここまで来るのに直面した困難について教えていただけますか?」といった質問が寄せられました。

参加者の声が届いています!

(Aさん)田中さんのお話は、ポジティブに人生を歩んでいくためのヒントがたくさんつまっていて、私自身、気付きや勇気をいただき、自分の人生を見つめ直してみようと思いました。
(Bさん)貴重なお話を伺い、すべての子どもが夢に向かって進める社会に貢献したいと改めて思いました。

資生堂子ども財団は、これからもより多くの資生堂社員に「日本に暮らす子どもたちを取り巻く現状」を知っていただくため、継続して子ども財団cafeを開催する予定です。次回の開催報告をお楽しみに♪

第1回「子ども財団cafe」開催報告はこちら
第2回「子ども財団cafe」開催報告はこちら

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