本年度設立50周年を迎えた資生堂子ども財団が、記念事業の1つとして実施した企画です。
子育て相談機関である児童家庭支援センターと、「化粧のちから」を通じて人々の健康で美しい生活をサポートしている資生堂ジャパン株式会社とコラボレーションし、北海道から九州まで全国計286名の親子に企画を届けました。資生堂子ども財団は本企画の開催費用に対して助成を行いました。

現在ホームページの連載企画として、開催した全6企画の様子を順次掲載しています♪
●第1弾 【滋賀県】こばと子ども家庭サポートセンターとの企画の様子はこちらから
●第2弾 【北海道】札幌乳児院児童家庭支援センターとの企画の様子はこちらから

連載第3弾は、【岡山県】児童家庭支援センタークムレとのコラボレーション企画です！

＜開催日時＞　2022年10月8日（土）10:00～15:00
＜開催者＞　
・社会福祉法人 クムレ　児童家庭支援センタークムレ
・資生堂ジャパン株式会社　　　　　　
・公益財団法人 資生堂子ども財団
＜会場＞　ひろばにじいろ
＜参加人数＞　9家庭 23名

会場に到着し、緊張していた子どもたちを笑顔にしたのは、親子体験活動として児童家庭支援センタークムレの職員の方々が企画してくださった「フルーツポンチづくり」。お母さんと子どもたちが一緒に手を動かしながら作ることで、楽しくコミュニケーションを図ることができました。美味しいフルーツポンチを頬張った子どもたちはカメラに向かって大満足の表情を見せてくれました♪

資生堂ジャパン株式会社が「忙しいママのためのビューティー講座」を開講し、毎日頑張るお母さんたちに癒しと安らぎの時間を届けました。参加したお母さんたちは日頃のスキンケアやメイクアップに関する悩みについて質問したり、洗顔の泡立て実習を体験したりしました。「時短でも効果的なケアができることを初めて知り、勉強になりました」と話す参加者もいました。

お母さんがビューティー講座を受講している間、子どもたちは資生堂ジャパン株式会社による講座「色で遊ぶ」で色の楽しさについて学んだあと、児童家庭支援センタークムレさまが用意してくださった材料で「スライムづくり」に挑戦しました。スライム特有のカラフルで不思議な触感に子どもたちも大興奮！思い思いのきれいな色のスライムが出来上がりました。

全く異なる分野で活躍されている方々が互いのアイデアやリソースを持ち寄り、実現した本企画。コラボレーションの結果、親子で交流する時間だけではなく、お母さんや子どもたちにもそれぞれ自分のための時間を過ごしてもらうことが可能となりました。

＜児童家庭支援センタークムレ 窪田さまよりコメント＞

9家庭23名の親子が参加して下さいました。家庭と丁寧なコミュニケーションを図っていくことができたように感じています。色やメイクを介した活動により、活動そのものの経験や楽しさに加え、親子のコミュニケーションが生まれ、ママもお子さんも全員が笑顔で会を終えることができたのが、何よりの成果です。親子が「楽しい」機会から、相談や支援に繋がれるきっかけになったのではないかと感じています。