2026.04.22
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3/23(月) 第4回「子ども財団cafe」開催報告!テーマは「情報過多時代に、大人が持つべき性教育の視点」

資生堂子ども財団が様々なゲストを招き、「日本に暮らす子どもたちを取り巻く現状」について資生堂グループ社員とともに学び、考えるオンラインセッションです。
第4回は下記内容で実施しました。社会福祉法人 児童愛護会一宮学園 副施設長 山口 修平氏をゲストスピーカーとしてお招きし、さまざまな背景や困難を抱える子どもたちが生活する児童養護施設の現場から性的虐待を含む深刻な被害に向き合う支援の実際や、ネットを介した性犯罪の実態、その具体的な対策についてお話しいただきました。
| 日時 | 2026年3月23日(月) 18:30~19:35 |
| 形態 | オンライン(Teams) |
| テーマ | 「情報過多時代に、大人が持つべき性教育の視点」 |
| ゲストスピーカー | 社会福祉法人 児童愛護会一宮学園 副施設長 山口 修平氏 |
| 参加者数 | 43名 |
講演は、児童養護施設で実際に起きた小学生の妊娠・出産という事例から始まりました。その背景にあった子どもの発達特性や心身の変化、周囲が気づきにくかった要因などが丁寧に共有され、こうした出来事は決して特別なものではなく、社会の中で起こり得る問題であることが示されました。そのうえで、性暴力を個人の問題として捉えるのではなく、文化や環境、情報過多の時代背景とあわせて考える視点が提示されました。特に、子どもが「NO」と言える力を育てること、その意思を受け止められる環境を整えること、そして日常のコミュニケーションの中で互いを尊重する関係性を築くことの重要性について、具体的な示唆がありました。
本講演は、児童養護下の子どもたちの現状を知る機会であると同時に、性の問題を社会全体の課題として捉え、家庭や地域で子どもに関わる大人が何を学び、どのように行動できるかを共に考える時間となりました。
性教育は学校で行うものという認識でしたが、この情報過多時代において、親がしっかり危機感と正しい知識を提供する責任を持つことがとても重要だと強く実感しました。(Aさん)
被害者も加害者も生まないために、どう家庭や社会が役割を果たしていくのか考えるきっかけをいただきました。(Bさん)
本テーマは決して他人事ではなく、私たち一人ひとりの関わりの中にある課題であることを、改めて実感する時間となりました。
子どもたちが安心して声をあげられる社会をつくるために、大人として何ができるのか。本日の学びをそれぞれの立場での小さな行動へとつなげていければと願っています。
資生堂子ども財団は、これからも子どもを取り巻く現状と向き合い、共に考える場を継続してまいります。
子どもたちが希望をもって生きていける社会の実現を目指し、
資生堂子ども財団とともに子どもを支える仲間を探しています。