第47回（2022年度）海外研修報告書が完成しました。
研修団員8名の想いや学びが凝縮された研修報告書、みなさま是非ご一読ください♪

• 訪問国
  オーストラリア ニューサウスウェールズ州シドニー
  
  
• オーストラリアはどんな国？
  オーストラリアは長年、家族や親族、地域の資源をベースにした家族支援を重視してきた国です。
  
  

• 何を学んだの？
  児童虐待の予防・教育サービス、家庭外ケアとなった子どもと家族への支援提供団体、子どもの回復に加え子どものまわりにいる大人の変化も目指した治療的支援団体などを視察し、オーストラリアが標ぼうする多文化主義のもとで展開している家族を中心に据えた児童福祉の制度とその具体的実践を学びました。特別企画として、日本でも有名な「サインズ・オブ・セーフティ」の開発者アンドリュ・タネル氏からオンラインでお話をお聞きし、児童虐待対応においての重要な視座をご教授いただきました。

＜海外研修担当　田中のコメント＞

報告書第Ⅰ章は、橋本達昌団長と増沢高特別講師による研修の総括です。国の歴史と児童福祉の展開とのリンク、統計データからみた現状と課題及び視察した支援の意義、そして日本の文脈で読み解いたオーストラリアの制度と実践についてなど多角的かつ深淵な内容になっています。
第Ⅱ章は、全視察先についての団員による丁寧な報告です。帰国後、調査・分析を加えて深掘りしたこともコラムでたっぷり紹介し、厚みのある内容になっています。旅の思い出コラムからは「オーストラリアのいま」も伝わってくるに違いありません。
研修団の皆さんの研修の成果です。ぜひご高覧ください！