2025.10.29
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11月は「児童虐待防止推進月間」です

11月は「児童虐待防止推進月間」として、全国で児童虐待防止に向けた取り組みが強化される時期です。厚生労働省でも、児童虐待問題関する広報・啓発活動を実施しており、オレンジリボンキャンペーンをはじめ、各地で児童虐待に関する啓発運動が実施されています。
みなさんもこの11月の推進月間をきっかけに、児童虐待について考えてみませんか?
<児童虐待の現状>
全国の児童虐待に関する相談対応件数は、年々増加傾向にあり、令和5年は過去最多の22万件を超えました。虐待には、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、そしてネグレクト(育児放棄)などの形態があります。これらは子どもの健全な成長を阻害し、長期的な心の傷になっています。現在も、子どもの生命が奪われるなどの重大な事件が後を絶たず、児童虐待は社会全体で解決すべき重要な問題となっています。

※こども家庭庁資料集「社会的養育の推進に向けて(令和7年10月)」より
資生堂子ども財団は、株式会社資生堂創業100周年記念事業として、1972年に設立されて以来、「すべての子どもが笑顔にあふれ、自分らしく輝く社会へ」をビジョンに掲げ、「⼦どもへの⽀援」「子どもを育む職員への支援」「情報発信・共有」の事業に取り組んでいます。
当財団では、児童虐待防止の啓発を目的として開催されるイベント「オレンジリボンキャンペーン」をはじめ、全国各地域の子育てセミナーなどに助成をしており、活動を支援しています。
児童虐待については、私たち一人ひとりが現状を理解し、関心を持ち続けることが大切です。みなさんもぜひこの機会に、児童虐待について考え、近くの地域イベントに足を運んでみてください。
他にも全国で参加できるイベントは様々ありますが、ここでは児童虐待防止に賛同できるイベント「ORANGE WALK」をご紹介します。
アプリをダウンロードし、歩くことで児童虐待防止、予防に貢献できるキャンペーンです。あなたの小さな一歩が親子の幸せを願う大きな一歩になります!
全国から参加できるイベントです。ぜひご参加ください!
ORANGEWALK 2025 | #児童虐待ゼロ|認定NPO法人日本こども支援協会

子どもたちが希望をもって生きていける社会の実現を目指し、
資生堂子ども財団とともに子どもを支える仲間を探しています。