Activity Report 2025

Activity Report 2024

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2025年度年間活動報告 特設サイト
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2025年度も
ありがとうございました

無事に1年間の活動を終えることができました。ご支援、ご助力いただきましたみなさまに、深く感謝申し上げます。私たちの2025年度の歩みをお届けしますので、是非ご覧ください。

VISION目指す未来の姿

すべての子どもが笑顔にあふれ、
自分らしく輝く社会へ

MISSION私たちの使命

志を共にする仲間とつながり、
子どもたちの生きる力を支援する

資生堂子ども財団は、3の柱で
独自の活動を推進しています

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    子どもへの
    支援

    社会的養護のもとで暮らす子どもたちが、自分らしく将来に向けて歩むことができるよう、自立支援や高等教育進学支援を通じて、彼らの未来を後押しします。

    • 自立支援セミナー
    • 資生堂子ども財団奨学金
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    子どもを育む
    職員への支援

    社会的養護のもとで暮らす子どもたちの育ちを支える施設職員や里親など、児童福祉に携わる方々に専門性を高めるための研修機会の提供や活動への助成を行います。

    • 資生堂児童福祉海外研修
    • Webマガジン「世界の子ども福祉~実践と未来~」
    • 海外研修修了者が実施する研修等への助成
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    広く一般に向けた
    情報発信・共有

    すべての子どもの健やかな成長のため、地域の子育て家庭をサポートする活動や児童虐待防止の啓発活動に助成を行います。

    • 子育てセミナー・児童虐待防止啓発イベントへの助成

目次

私たちが支援する
子どもたち

親と離れて暮らす子どもたちは、
日本に約42,000人おり、
社会的に養護されています。

社会的養護は「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」を理念として行われています。現在「親の虐待」や「親の精神疾患」、「経済的理由」などにより、社会的養護を必要とする子どものうち、約8割は乳児院や児童養護施設などの施設養護、約2割は里親などの家庭養護のもとで暮らしています。

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子どもへの支援

社会的養護のもとで暮らす子どもたちが、自分らしく将来に向けて歩むことができるよう、自立支援や高等教育進学支援を通じて、彼らの未来を後押しします。

社会に巣立つための知識を学ぶ

自立支援セミナー

セミナー参加者総数503

社会的養護のもとで暮らす子どもの多くは、高校卒業とともに施設や里親のもとを離れ、経済的にも精神的にも自立して一人で生活することになります。彼らは就職や進学など新しい環境の中で、自ら生計を立てていかなければなりません。自立支援セミナーはさまざまな企業と連携し、彼らが施設や里親を巣立つ前に、以下の3つの活動を通じて、社会的知識を身につけたり、将来について考える機会を提供します。

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子どもたちの声

同じ環境で生活してる人達と関わることがあまり無かったから、施設の話とか色々出来て仲間がいる感じがして楽しかったです。(「社会への巣立ちフェスティバル」参加者の声)

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今日は自分の事について深く考え、自分とは何が得意で何が不得意なのか、自分は周りの人達とどう違うのかなど普段知る機会が少ないことを体験でき嬉しかった。(「未来デザインプログラム」参加者の声)

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学びのチャンスを広げる

資生堂子ども財団奨学金

在籍奨学生数16

大学や短大、専門学校等への進学率は、児童養護施設で暮らす子どもたちの場合41.4%、里親のもとで暮らす子どもたちは57.8%です。全高卒者の77.3%と比べ、進学率が低いことがわかります。
※こども家庭庁資料集「社会的養育の推進に向けて(令和8年3月)」より
しかし、近年は、進学にチャレンジする子どもたちが少しずつ増えています。奨学金給付に加え、物資支援や仲間同士の交流機会の創出などを通じて、学生生活をサポートしています。

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※写真はイメージです

子どもたちの声

一人暮らしが始まってから大変なことが続いていましたが、徐々にできることが増えていきました!(2024年度入学奨学生の声)

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相談できる仲間と資生堂の皆様がいることを再確認でき、ひとりじゃないと安心できました。(交流会に参加した奨学生の声)

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子どもを育む職員への支援

社会的養護のもとで暮らす子どもたちの育ちを支える施設職員や里親など、児童福祉に携わる方々に専門性を高めるための研修機会の提供や活動への助成を行います。

世界から学ぶ、児童福祉の未来

資生堂児童福祉海外研修

海外の児童福祉情報や知識が少なかった1970年代に開始し、児童福祉施設の中堅職員に対して、世界各国の児童福祉の状況を学ぶ機会を提供しています。「事前研修」と「渡航・リモート研修」、「事後研修」の3段階で研修を実施した後、報告書を制作し、こども家庭庁を始め関係機関への報告を行います。

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参加者の声

制度や仕組みを踏まえつつ、子どもの声を起点に関係を切らず伴走する支援者の姿勢が強く印象に残った研修でした。(第50回研修参加者 射場和輝さんより)

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児童福祉における「予防」という概念を広く、深く捉えて実践する支援機関の専門性と熱意ある姿勢に、胸を打たれる学びの数々でした。(第49回研修参加者 樋口猶信さんより)

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世界の児童福祉をもっと身近に

Webマガジン「世界の子ども福祉~実践と未来~」

2022年に休刊した情報誌「世界の児童と母性」の後継企画として、2024年に創刊したWebマガジン「世界の子ども福祉〜実践と未来〜」の第2回を2025年11月4日に発刊しました。
第2回は「シームレスな自立支援を目指して」をテーマとし、7つの寄稿をウェブサイトで公開しています。
Webマガジン「世界の子ども福祉~実践と未来~」はこちらから

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1. 自分の人生を生きていくための自立支援 国分 美希氏
第22回 (1995年度) フィンランド・オランダ研修団員
至誠児童福祉研究所 所長
2. カナダへの学びが今、三重県の基礎にある-施設・コミュニティで取り組む自立支援 中野 智行氏
第27回 (2000年度) カナダ研修団員
みどり自由学園 (児童養護施設)施設長
3. カナダの自立支援を通して、若者の社会的・精神的自立を支える仕組みを考える 樋口 純一郎氏
第42回 (2016年度) カナダ研修団員
神戸市こども家庭センター児童心理司SV
4. イギリスにおける自立支援の学びと実践-子どもの意見表明の保障とニーズに応える治療的ケア 佐藤 孝平氏
第44回 (2018年度) イギリス研修団員
希望の家(児童養護施設)施設長
5. 生きることを教えるエデュカタ、自立支援のためのヒント 渡辺 葉一氏
第45回 (2019年度) ポーランド・ベルギー研修団員
児童家庭支援センター岸和田 心理職
6. 変わらないものへの尊重と変わっていくことへの責任を 阪本 博美氏
第48回(2023年度)ニュージーランド研修団員
つつじが丘学園(児童養護施設)自立支援担当職員
7. シームレスな自立支援を目指して 河尻 恵氏
第30回(2004年度)カナダ研修団員
第48回(2023年度)ニュージーランド研修団長
日本福祉大学福祉経営学部 教授

読者の声

各論が海外の具体的取組みをもとに執筆されていたので議論が抽象的になりすぎず、日常の取組みを想起・比較することができました。それとともに、特別寄稿やまとめで企画の趣旨や現在の課題について体系的に整理されていたので、自分の考えたいことの現在地を知ることができました。

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普段、現実の重さに圧倒され、無力感に襲われたり諦めがちになります。そうした時、海外や国内の他の実践者の取組みは刺激や活力になります。今後益々の充実を楽しみにしています。

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社会的養護に携わる方の活動を応援

研修等への助成

児童福祉施設職員や里親など、児童福祉に携わる方を対象に開催されている研修・表彰などに助成を行っています。
2025年度は、5つの研修・表彰などが対象となりました。

海外研修修了者が実施する研修等への助成

名称 助成先 開催時期 参加対象
第10回こどものしごとフェスティバルin東京 第29回(オーストラリア・ニュージーランド)研修団員 麻生信也氏 6月 社会的養護に関心のある方
日本こども虐待防止学会 第31回学術集会ほっかいどう大会公募シンポジウム 第41回(カナダ)研修団員 中村有生氏 11月 当該学会参加者

子どもたちを育む人の学ぶ機会を創る活動への助成

名称 助成先 開催時期 参加対象
2025年度 全国児童家庭支援センター協議会実務者研修 全国児童家庭支援センター協議会 7月 児童家庭支援センター職員、児童家庭支援センターの本体施設の職員など
第4回 全国子ども家庭養育支援地域ネットワークセミナー 全国子ども家庭養育支援研究会 9月 里親、ファミリーホーム養育者、児童相談所職員、児童家庭支援センター・里親支援センター・フォスタリング機関職員など

里親家庭を支援する組織・団体への助成

名称 助成先 開催時期 参加対象
第70回全国里親大会北海道大会・北海道地区 里親研修大会 公益財団法人全国里親会 10月 全国の里親・里子、ファミリーホーム関係者 など
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広く一般に向けた情報発信・共有

すべての子どもの健やかな成長のため、地域の子育て家庭をサポートする活動や児童虐待防止の啓発活動に助成を行います。

地域の子育て支援活動をサポート

子育てセミナー・児童虐待防止啓発イベントへの助成

核家族化や地域交流の希薄化が進む中、地域の子育て家庭をサポートする施設・団体の活動を支援するために、児童家庭支援センターやその他団体が主催する子育てセミナーや児童虐待防止啓発イベント(オレンジリボンキャンペーン)に助成しています。
2025年度は、24の施設・団体が開催したセミナーやイベント計28件に助成しました。

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岐阜の様子

助成先 都道府県 テーマ・内容
児童家庭支援センターこねくと 秋田県 オレンジリボンこねくと杯2025 フットサル大会
子ども家庭支援センターチェリー 山形県 「親子で元気に!冬の室内遊び」
にいがた元気プロジェクト 新潟県 オレンジリボンたすきリレー IN NIIGATA 2025
児童家庭支援センターあいびー 茨城県 「こみっとフェスティバル」での相談会・親子体験会
社会福祉法人三晃福祉会児童家庭支援センターこども家庭相談室 群馬県 親子工作教室
児童家庭支援センターシャローム 埼玉県 日高市民まつりでので子ども虐待防止啓発のためのブース設置
子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員会 神奈川県 子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー
あいせん児童家庭支援センター 神奈川県 「親子で体を動かし楽しくリフレッシュしよう」
まぎぬ児童家庭支援センター 神奈川県 「親子カフェ」(リトミック&絵の具あそびなど)
育松園児童家庭支援センター ハーモニー 石川県 イライラしない子育て講座
子ども家庭支援センターぎふ「はこぶね」 岐阜県 第18回岐阜オレンジリボンたすきリレー
児童家庭支援センターあすか 奈良県 オレンジリボンキャンペーン(奈良県内の大学・病院・企業等における啓発グッズの配布・パネル展示など)
くまのっ子児童家庭支援センターのこのこ 和歌山県 のこのこ子育てセミナー
児童家庭支援センター米子みその 鳥取県 英語『こどもかいぎ』上映会
児童家庭支援センタークムレ 岡山県 みんなで作るオレンジリボンツリー
美作圏域児童家庭支援センターつむぎ 岡山県 みんなでつむぐリボンフェスタ 2025
児童家庭支援センター「どんぐり」 岡山県 親子でたのしく運動不足を解消!ストレッチ講座
児童家庭支援センターコスモス 広島県 子育てセミナー(音楽会、学習プログラムなど)
児童家庭支援センター明日葉 広島県 あしたば お寺キャンプ2025
児童家庭支援センター高知ふれんど 高知県 「親子でふれあうベビーヨガセラピー&足形アートづくり」
児童家庭支援センターわかくさ 高知県 高知オレンジリボンキャンペーン
児童家庭支援センター高知みその 高知県 「パパ・ママ・ベビーヨーガ」
福岡市児童家庭支援センターちあふる 福岡県 子育てで大変なパパとママのための「家族会議」ワークショップ
児童家庭支援センター オリーブの木 熊本県 子育てセミナー「困り感を持つ子どもたちの理解と支援〜子どもが何に困っているのか子どもの生きづらさは何かを考える〜」

興味を持つことが、子どもを支える一歩に

資生堂社員に向けた企画

参加者総数96

社会的養護のもとで暮らす子どもたちの現状を伝え、共に考える資生堂社員に向けた2つの企画を実施しています

今年度の協働・ご支援

2025年度も、多くの法人・個人の皆さまからの温かいご支援により、私たちの活動はさらなる進化を遂げることができました。高校生を対象としたキャリア支援プログラム「未来デザインプログラム」を新たに立ち上げ、自立支援セミナーのプログラムを充実させ、奨学生への物資支援も強化しました。これらの取り組みは、皆さまのご支援があってこそ実現できたものです。心より感謝申し上げます。

  • 株式会社AOKI
  • ライオン株式会社
  • SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
  • エバラ食品工業株式会社
  • 株式会社資生堂
  • 株式会社ニップン
  • 株式会社ファイントゥディ
  • 株式会社リクルート

※社名五十音順・アルファベット順

協働によって実現した取り組み

そのほかにもたくさんの
ご支援をいただきました

資生堂子ども財団のホームページや株式会社資生堂の株主優待、
資生堂カメリアファンド(資生堂社員および退職した社員の寄附金)から、
2025年度は総額3,935,720円のご寄附をいただきました。
深く感謝申し上げます。

2026年度に向けて

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公益財団法人
資生堂子ども財団

理事長塩島 義浩

日頃より、資生堂子ども財団の活動にご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
資生堂子ども財団は、「子どもへの支援」、そして“大人がつながれば、子どもの未来を支えられる”との考えのもと「子どもを育む職員への支援」、「広く一般にむけた情報発信・共有」の3つの柱で活動をしています。
2024年度も私たちの活動に賛同くださった多くの法人・個人の皆さまとともに、子どもたちや、その子どもたちを支える職員の方々への学びの機会の提供や、全国の施設の様々な活動へのサポートを実施することができました。
“自身の置かれた環境によって将来の選択肢を制限されることなく、夢と希望を持って自分らしい人生を歩むことができる社会を実現したい” 私たちにはこのような想いがあります。
これからも子どもたちの幸せと未来に思いを馳せ、志を同じくする皆さまとともに、質と量の両面でより充実した活動を展開していく所存です。
今後ともご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

2026年6月